スカイ・クロラ。
今日も白黒ですよ。ほんまはカラーで描きたいんですけど、紙がありません。しかも、家人の出入りが激しいと隠すのに大変です。
てなわけで、今日の10分以内一発走り書き。ていうか、これだと5分以内です。当たり前だけど、小さいし。
「スカイ・クロラ」です。もちろんネタばれありありですから、見る気ある人は読んじゃダメです。
押井守監督ですからね。これまた攻殻以上に人形っぽいのがいっぱいですよ。
キルドレと呼ばれる、寿命のない人間。とにかく、殺さないと死なない。そんな人間を作り出して、戦争会社がショー的ビジネスとしてキルドレたちを戦闘機に乗せて殺し合いをさせる。
それも永遠に。
何回も殺し合いをさせて、死んでも死んでもリピートさせて何回でも殺し合いをさせる。
ティーチャーと呼ばれる存在は映画ではほとんど詳しく書かれていませんけど、他の小説では詳しく出てくるようですね。
個人的な推測では、草薙のようにキルドレが妊娠してしまうという事態を受けてなのか知りませんが、とにかく一体のキルドレを長く生かしておくと、いろんな不都合が出てくるんでしょう。キルドレも知性を持ってますからね。
で、一定期間生きると、テーチャーが戦線に配属され、キルドレは機銃でめった打ちにされてボッコボコに蜂の巣になるか、木っ端微塵に撃ち殺されるか、戦闘機と一緒に破壊されるかして、リスタートされる、という感じなんじゃないでしょうか??
そんな事を永遠に、それこそ戦争会社が飽きるまで、おもちゃのように戦わされ、殺されるキルドレさんたち。
映画の最後の方で、ユーヒチ君が
「いつもの道は、いつも同じではない!!」
と言ってテーチャーに挑んで、映画冒頭のシーンと同じく蜂の巣になって死んでいく。
この時点で、見てる側としては
ああ、所詮、どんなにあがいても末端の生き物には何の術も無いのかという落胆さえ感じさせるわけですよ。希望なんてありはしない。彼らは永久に何回でも殺され、何回でも闘い、殺し合いをしなくちゃいけないのか。
で、エンドロールの後の草薙の対応で、いつもの道はいつも同じではない、と確信させる。
まあ、さすがといいましょうか。
でも。
あんまりわあああああああああああああああああっとはならなかったんだよね(汗)
ああああああああ。
って感じでした(おいおい)
絵がね。やっぱ感情移入しにくかったなぁ。キルドレって子供、という設定なんだけど、あんまり子供に見えなくて。フーコとかと並ぶと、まあ、ちょっと若いおにーさんと年増のおばさん(失礼ったぶんあたしより若いはず)かなぁ、みたいな。
「子供が子供産んでどーすんのよ!!」
っていう台詞がありましたけど、あんまり草薙も子供に見えなくて、まあ、華奢なおねーさんぐらい。
「透明感」
がキーワードのアニメだったらしいですけど、あまりに透明すぎてみけマンマにはちょっときつかったです。なんせ、あたしには透明感は無縁ですので。
まあ、そんな感じのスカイクロラでした。ほんまはフェイト描きたかったんですけど、何となくスカイクロラの微妙さも書いておきたかったんで(おいおい)
いや、いい映画ですよ。あは。
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